ある日のことを思い出した。
やや混んでいる電車で
渋谷に向かっていた。
そこに「キャァキャア」と
子供の声。かなりはしゃいでいる声だ。
その方向へ振り向いてみると‥。
なんと子供がつり革に猿のようにぶら下がっているではないか。
俺は子供が好きだが、これはいけない。すぐ近くに言っておせっかいなおっさん風に「駄目だよ」と声をかける。
子供はむっとした顔をしてどこかへ行ってしまった。
しばらくして‥。さっきより遠い方角で同じはしゃぎ声がする。
もう一度その方角へ目をやるとなんと‥。
今度は親が子供を支えてつり革にぶら下げて遊ばせているではないか!
父親は「○○ちゃんじょうずだね〜」とはやし立てる。子供はますます騒ぎ出す。近くにいる母親は
携帯で電話をしている。その声も尋常ではない。
たまらず俺とは別の勇気あるおっちゃんが注意する。
ジャージの上下に金
ネックレスをした父親はすかさず反論!その言葉にびっくり!!
「誰にも迷惑かけてないじゃん。」
「迷惑かけてないじゃん。」えぇーーー!!
かけまくりじゃん!!そこへ母親も登場し仲裁すると見せかけ、
「うざい」!!!!すぐにそのバカ親子は降りてしまったが、逆ギレされたおっちゃんは怒りでワナワナしていた。それを見ているだけだった俺もワナワナした。
やっぱり思う。
「よく言った親父さん、俺が総理大臣なら表彰ものだ。」
と心に念じ、親父さんの健闘と称えた。
「ガキはガキを作るな」これ俺の持論。