2007年02月27日

釣られてたまるか

あーーーーー!!
とにかく最近になって携帯に迷惑メールが多すぎる!

朝方4時くらいにけたたましく鳴り響いた携帯を開く。
不愉快で破廉恥で卑猥な言葉の嵐。
ただでさえ起こされた苛立ちを越える俺の怒りを掻き立てる。

しかし携帯は悪くない。携帯を叩き付ける衝動に駆られるが、あたってもしょうがないのでゆっくり閉じる。そして寝る。また起こされる。ぜってー負けねー!

こんなものにいまどき引っかかるやつがいるのか?
と思っていた今日!あるメールが来た。送り先はまた得体の知れないヤツ。またかと開く。

その文面を見た。


このメールは『mixyモバイル』の会員間メールです。
あなた様へモバイルコミュニティへのお誘いがありました。

登録URLはこちら:htp://□xxx○xxx×xx△xxx■


mixyの紹介メールね‥‥。

え!?MIXY

カタカナでかけば「ミクシィ」ではなく「ミクスィ」ということか?

「mixi」と「mixy」似ているようでいざなわれる世界は全く別世界。アクセスはしていないがリンク先は間違いなく100%エロサイトだ。

これは用心せねば。最近手が込んできている。

以前yahoo(ヤフー)とyafoo(ヤフォー)の問題などがあったが、馬鹿馬鹿しい昨今皆さんもお気をつけくださいませ。
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2007年02月26日

そこに生きている風

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トルコの旅から帰って早一月。
とても楽しかった思い出は、帰ってからすぐにブログに載せ始めた頃より、薄れ始めている。
こうやって思い出は断片化し、ハイライトになり、そして一枚の写真のように頭に残っていくのかな‥。

ただひとつ、日本に戻ってから感じることがある。
それは知人と話しているうちに説明しようにも、なかなか説明できないものだった。

それは「生きている」って空気?エネルギー?
未だにまとまらない。

トルコにいるときの自分の感覚と今、日本にいる自分の感覚が違うのだ。
といっても外国に行ったのだから当然と思われるだろう。


あまり舗装されていない雪道をあるく感覚。
道端に犬が当たり前のように野垂れ死にしている光景。
雄大で厳しく、そして美しい大地。
スリに気をつけながら歩く感覚。
何とか金を得ようと、必死に付きまとってくる人の目。
魚釣りをしている人の目も獲物を獲ようと血走っている。
街では若者がお互いの顔を擦り付けるように何か言い争いをしている。

リアルな現実、空気の質感。
強烈だから、たかがな俺も影響される。
血が順応していくような感覚。

俺は生きてるってシンプルに思えた気がした。

東京では残念ながら、思えなかったことだ。
冷たくはないんだけど、ぬるまったるい風。
殺されはしないが、飼い殺される。

もう一度考えたい。人間本来のエネルギー。
これって進化?退化?
posted by もとや at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 幻想トルコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月23日

せめぎ合いIN MY HOME

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今日はうちの家族、ウサギのベジコ(♀)の登場。
こいつ、とにかく懐っこい。
誰が来ても頭をなでて欲しいのか、近づいて頭を差し出す。

最近のお気に入りは小松菜。
小松菜がないと、うろうろあたりを探すしぐさが堪らなく可愛いぞ、おい!
俺って飼い主バカだなと思いながらもはや二年、実は奇妙なことに気づいた‥。


彼女の寝姿を見たことがない。
犬や猫は人間の前でも警戒なく寝る。

ウサギって寝ないのか?って思って知り合いのウサギを飼っている人に尋ねても「ガンガン寝るよ。」という。

しかしこいつは寝ない。職業柄寝る時間が不規則だったりする俺の目に入ったことはただの一度もない。
ただ落ちかけていると瞬間は「してやったり」とそーっとみるのだが、その刹那に目をまた輝かせてしまう。悔しがる俺。

もしかして俺は油断できない相手なのか?
そんな自問自答を繰り返しながら、のどかに牧草を食べるあんちきしょうを見る。

人に寝姿を見られまい、なんて人間じゃ武士や忍者くらいなもんだ。

「お前さんはすごいよ、たまには寝なよ。」って面と向かって行っても、俺の目は見ているが通じてないようだ。

今日も小松菜を差し出せば、早くよこせとWウサパンチをかましてくる武闘派ウサギ、ベジコ。
いつか寝姿を見てやるとほくそえむ俺なのであった‥。

P.S.うさぎは一日に一回触ってあげないと死んでしまうって思っている人。
そんなことありません、しっかり生きています、ええ、大変図太く。
posted by もとや at 23:47| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月22日

首にツッパリ、シコリ速報

実は何日か前に気づいたのだが、首の側面にシコリらしきものがあるのだ。すんげぇブルー。

まさか悪性の腫瘍じゃ‥‥。
癌だったら、どうしよう。

お先が真っ暗になった。もし残り少ない命だったらと思うと
とたんに怖くて悲しくなる俺。
いいやそんなはずはないと言い聞かせる楽観的な俺も対抗してこころに登場する。

その夜は正直なかなか眠れなかった。

そして恐る恐る病院へ!
受付の看護士さんに症状を伝える声も重い。
待合室の雰囲気がさらに心を重くする。はぁとため息。

ようやく呼ばれて、症状を伝える。
真剣な姿勢で先生の診察に答える。
院長先生に「リンパ腺がはれてますね。ぜんぜん命には別状ないよ。」と少し失笑気味に伝えられる。

つい真剣に「本当ですか?」と聞きなおしてしまった。
「はい、間違いないです。」と先生と笑って先生。

楽観的な俺が勝利の凱歌をあげたのだ。
生きてるって素晴らしい。街がきれい。
帰ってテレビでも見よう!

冗談じゃなくほんとにびびった小心者の俺。
まだ生きる。


そういえば
ブログに最近おもろいパーツをつけてます。
気ままに変えていこうと思うのでみなさんも、洒落れてください。
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2007年02月21日

曼荼羅ライブと曼荼羅カレー

itousan.jpg

今夜は以前から大ファンであり、お互い腐れ縁と思うくらいお世話になっている伊藤秀一サンのライブに吉祥寺を訪れる。

早くに着きすぎたらしく、出番はまだらしい。
対バンのみなさんの箸にも棒にもかからぬ演奏を聴きながら、ライブハウス曼荼羅の名物、曼荼羅カレーを食す。
下手なカレー専門店よりも本格的でうまい。
一度食べたらヤミツキだ。

やがて、曼荼羅カレーをペロリと平らげて
いよいよ伊藤サンの出番。
出てきてギターの音を鳴らすだけで、世界観が変わる。

一発目の曲は、俺の好きな「気球」。
とにかくかっこいい。伊藤サンのメロディーにのる詞がマジでいい。


「気球」


手に触れたい風はいつだって、遠くで鳴いてる
どこまでも高く遠く‥

気球に乗ってどこまでも高く飛んで行け
憧れも思い出も全部そのままで
高く飛んでいけ

どこまでだっていけるだろ、冬に舞う空
今ならきっと見えるだろ、思い描いた夢

もう一人でやれることは探しちゃないから
この空に浮かぶサインを鳥たちが歌う
どこまでも高く遠く
海までたどり着けるだろ

今更だって笑うだろ、冬に舞う言葉。
どこまでもついてくる思いがけない夢。

変わり始めてた季節がその色を変えてく
この星が描くカーブを鳥たちと歌う

見慣れていたはずの冬の空
雪解けを待てないとつぶやく
同じ風を知ってる翼が
ずっと昔から届いてたこの声を
遠く響くまで
そっと打ち鳴らせ

気球に乗ってどこまでも高く飛んでいけ
憧れも思いでも、全部そのままで


くやしいくらい、世界に吹っ飛ばされる想いだ。
ちっくしょう!!

載せた詞は曲をヒアリングして載せたので若干違うかもしれない。
伊藤サン許可を得たとはいえ、間違ってたらホントすいません。

みなさん是非是非、伊藤サンのライブに行ってみてください。
マジでいい。俺好き。

その後、伊藤サンと伊藤サンの親友の大田和志サンと吉祥寺日高屋で飯を食う。いつも決まって餃子の王将で食うのだが、今日はないため断念!

そんないつもの飯で、すんげえ応援しているのに、決まって生意気な憎まれ口を聞いてしまう。そんな俺。
でもそんな若造の言葉を反骨精神できいて、やってやるよといってくれる伊藤サンをこれからも創間元哉はクソ生意気に応援いたします。
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2007年02月19日

間一髪、一万円也

今日は天気もいい、買い物にでも出かけようとスクーターに乗り込み颯爽とスーパーにブィーンっと行くつもりだった‥。


が!!
なぜかバイクはコントロールがきかない。
右へ左へと蛇行する。端から見れば昼間からいい大人が現チャリ暴走に見えただろう。
いいや!そうではない、当の本人は必死である。
後輪がズズズっと妙な音を立てている。
まさかパンクではと考えている間もなく対向車が‥。

だいぶスピードも出ていたので急いでブレーキをかける!
バイクは右に左に少し蛇行し、ぶつかる寸前でやっと止まってくれた。車の運転手からは心配そうな顔がのぞく。
とりあえずベタなドラマのように「バカ野郎、どこ見てんだ!」
と言われなくて良かった。お詫びを言ってその場を乗り切る。

ホッとして親の敵を見るようにギロッと後輪を見つめた。

やっぱりペシャンコ。
なんてこったい‥。

とりあえず、近くのバイクショップにパンク修理に向かう。
パンクしているバイクは病人のように重い。
やっとの思いで店に着き、修理を依頼。
だが金額を聞いてびっくり!!

一万円!!

タイヤにガタがきているので修理しても空気が漏れるかもしれません、交換をお勧めしますというのだ。

またまた、営業トークしやがってと思う俺ではあったが、あんな思いはもうごめんだ。小心者らしく交換をお願いする。
20分ほどかかるというので、店のベンチで一服。

「いくらかかったの?」

となりに座ってやはりバイクの修理を頼んでいる、体格のいい、金髪のおっさんが話しかけてくる。いかにも強面。
金額を話すと「ここは高いんだよ。他の店なら半額で済むよ。」なんて「今更なこと」を言ってくる。

とにかくおっさんの話によるとこのショップはとにかくボッタくるらしい。なら「何故こんな店にあなたはいるの?」と支離滅裂さに少し可笑しくなった。

職業を聞いたら、貸し金業で自営していると言う。
「ああ、やっぱり」と言いかけてとっさに我慢する。
しかし、気さくな笑顔はイメージしていたあの道の人とは思えないほど可愛らしい素敵な笑顔だった。強いて言えば子供のように無垢な‥。

直ったバイクにまたがる姿はまさに子供の喜んだ姿だった。

人は見かけだけじゃなく、味わいのある深みをもっているのかもとふと思った。なんだか嬉しくなった。


とにかく俺のタイヤ交換のピットインも終わり、家に向けて走らせている途中、怪我もなく無事でいられて一万円なら安いものかも‥。なーんて何だか思えた。
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2007年02月18日

両国、土俵入り?

今日は両国・シアターΧにて、ロシア・チェプキン演劇大学のヴィクトル・ニジェリスコイ氏のワークショップを見学に。

以前からロシアの演技教育システムに興味があり、その体系立った勉強の一科目である「舞台動作」においてのエクセサイズを中心にワークショップは行われた。

その彼はまだ若干22歳。しかしすでに指導者として教鞭をとっている。日本の環境ではそういったシステムの一環をこういった若者が担うのはなかなか想像できない。

すべて見学を終え、自分に足りないものを思い巡らしながら守輪さんと新岳さん、それとSAPメンバーの若手有望株、漆山君と両国を経巡り、ようやくこの日曜、午後四時に空いている居酒屋Hなの舞を発見。

さっそく入る。
となんとそこには!!

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なんと居酒屋のフロアのド真ん中に土俵が!

まごう事なき神聖なる土俵である。
両国ならではの空間。

思わず写真をパシャリ。

その後も演劇界についてや血液型占いの話で盛り上がり、夜も更けるのも忘れて飲むのであった。
posted by もとや at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 役者・創間元哉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月16日

イスタンブール、そしてさよなら‥

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ついにこの旅も最終日を迎えた。
ようやくトルコの空気に心も体もなじんできたというのに、時間は過ぎていくんですね。

今日は単独でイスタンブールを回る。期待と不安。

ところが‥。

ホテルのロビーでアヤソフィアまでタクシーを頼もうとしたが、どうやらトルコ語で何かを必死で伝えようとしているらしい。
どうやら、三日前に誰かが射殺されて、その抗議デモでこの近くのタクシム広場が警官隊によって封鎖されていて、タクシーは使えないから地下鉄を使うといいとの事。すんなり分かった。

実は自分でもびっくりなのだが、言葉はほとんど分からないのに相手が何を言っているのか、なんとなくだが受け取れるような能力が自分にあることに気づいた。日本にいたら決して身につかない力だ。正直不思議である‥。


それはさておき、この事態には参った。
タクシーで新市街から、アヤソフィアのある旧市街までひとっ走りでいけると踏んでいたので朝から右も左も分からないイスタンブールの街を歩かなくてはならないのだ。

とにかくホテルの外を出て街を歩く、タクシム広場から新市街へのメインストリートへ行こうとすると‥。

なんとすごい警官隊の数!!何百という制服警官が自動小銃を持って警戒態勢を敷いている。
恐る恐る通過。朝の通勤ラッシュもあいまって町中人だらけ。
どこに何があるのか分からないまま、とりあえず海峡に向けてメインストリートを歩く。と‥。

いつの間にか裏通りに入っていた。何とも迷子になってしまったらしい‥。ぶっちゃけかなり怖い。タチの悪そうなのがジロジロみている。うわぁ。
内心の不安はようやく何分か歩いて海峡が見えることで霧散した。
海峡を越えると旧市街に入る。そこをつなぐガラタ橋も通勤難民でいっぱいだ。ある意味貴重なときに歩いたとプラス思考でテクテク歩く。

しかし旧市街に着いてからも散々迷った‥。
つたないトルコ語と英語が入り混じった会話で色々な人に道を聞いた。果ては有料トイレのおっちゃんにまで道を聞いた。
もう目的の地下宮殿をあきらめ、トラム(路面電車)に乗り込んでから偶然その入り口を発見!!

いざ入場!

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不思議な空間。イスタンブールの水源を確保するためにはるか昔1300年前に整備された地下水道だ。
さらにおくに進むとメドゥーサの柱が立つ。

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不気味である。別の場所に作られていたものをビザンツ時代に奪って運んで柱にしたとされる。何か謎めいたものの匂いがぷんぷんである。

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ようやく目的の地下宮殿を後にし、さらにトラムで旧市街を走る。最初からトラムに乗ればよかったと足をさすりながら後悔。

そこへ目に飛び込んできたのが、シンプロンオリエント急行、イスタンブール駅。
先ほどの地下宮殿もそうだが、「007ロシアより愛を込めて」の舞台にも登場する。自分たちのやった芝居の舞台にもある列車なので親近感がある。

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なんだか世界の車窓からみたい‥。
乗りたいけど時間がないので今回はパス。



前日美味しかったサバサンドをもう一度食べ、新市街に戻り、どうしても軍事博物館で演奏されるイェニチェリの行進曲を生で聴きたかった(たけしのグロンサンでお馴染みで日本でもよく聞ける曲)
が、しかし‥。
本日の厳戒態勢により、軍事博物館はお休み。
残念。

トボトボとタクシム広場を歩くとそこにマクドナルドが。

CIMG1294.JPG

入ってみる。日本とはメニューが違うものの活気にあふれている。おなかはいっぱいなのでコーラを頼む。店員の少年が愛想良く笑顔をくれる。スマイルは\0で売っていないが素敵なスマイルだった。

ほとほと歩きつかれて集合場所のホテルに戻る。
ついにお別れのときが来た。
この慌しく楽しい時間とも、この美しい国にも「さよなら」だ。


なんだかとても寂しい。短い時間ではあったがとにかく楽しい時間であった‥。
空港への荷造りを終えて、一緒にツアーに回ってくれたガイドさん、仲間たちにもお礼をいう。また会えると信じるから寂しさを押し隠した。


空港についてから飛行機が飛び立つまであっという間に別れの時が来た。少しウルルンした。

飛行機が離陸する。オレンジ色のイスタンブールの夜景が見送ってくれた。なんとやさしく、うつくしい夜景。


「また来るよ、ありがとう」そう心の中で呟いた。


帰りの飛行機の中では死人のように寝た。
大韓航空のおなじみの機内食、「ビビンバ」食べてひたすら寝た。

ソウルを経由して、ついに故国に帰る。
やっぱり空から眺めた東京とイスタンブールの夜景はどこか違っていた。蛍光灯の光が多いから、夜景が白いのだ。
そんな違いを感じながらも、飛行機は成田空港へと降り立つ。

着いた。何もかもが夢のようであった。
みんなとそれぞれの再会を楽しみに別れ、ただバスターミナルで
タバコをふかした。

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「ありがとうトルコ」
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2007年02月15日

やがてくる時

いつも、いつも思うことがある。
舞台に立つ緊張。
それが漠然と本番も近づいていないのに怖くなるときがある。

「俳優さんなんだから人前に立つのは慣れてるんでしょ。」なんてことはよく言われる。

いつだって舞台ひとつひとつで緊張の連続だ。
この仕事は寿命を縮めてるって先輩が笑っていってたっけ。

でも、舞台が終わると心身ともに疲れきっているのにまた立ちたくなる。

ほとんど病気かな、これは。
堪らない時間の連続、やっぱり堪らない。

俺はこの仕事が大好き。
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2007年02月14日

黒と青の海が出会う金色の海峡

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前の日にアンカラで一泊した我々は一路トルコ最大の都市イスタンブールへ帰る。
つまり今回の旅では、イスタンブールからトルコの西部をぐるりと一周してきたわけだ。
それにしてもとんでもない距離を走ってきたもんだなぁ。

疲れて休んでいる暇もなく、夕日が沈む前に見ておきたかったのがボスポラス海峡の夕日だ。
ボスポラス海峡は黒海と地中海の交わるところ、いわばヨーロッパの玄関口だ。歴史上様々な戦いが繰り広げられた悲劇の地でもある。

その美しい海が夕日に照らされ、「金角湾」とたたえられるほどなのだ。
クルーズ船にのっていざ出航!!

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かもめやウミネコも船を追って、優雅に飛んでいる。
船の音、体を伝ってくるような風、潮の匂い、目の前に広がるイスタンブールの優雅な町並み。どれをとっても素晴らしい。

日も沈み始めた‥。

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そこへ船員がトルコの紅茶、チャイを運んでくる。
受け取って飲む。寒い船上でなにより心地よい。

しかし!!

なんとその船員が料金を請求してきた。
なんだただじゃないのか!とちょっぴりだまされた感じはしたが、これも勉強。ありがたく支払いを済ませる。

そんな出来事も吹っ飛ばすような絶景が飛び込んできた。
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荘厳なモスクが立ち並ぶイスタンブールのシルエットをバックに海峡が金色に輝く。まさに金色の海峡。

こころが澄み渡る。
芯から澄み渡る。ただただ呆然とその風景だけを眺めていた。

帰りにグランドバザールに立ち寄り、海岸の広場で「サバサンド」を食べる。
トルコの人が魚を食べる文化を持っていることに日本人として驚きを感じた俺だったが、サバをまさかサンドイッチにしてしまうなんて‥と抵抗感たっぷりで一口。

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美味しい。レモン汁と塩をかけて食べるのだが、これが本当に美味しかった。ホテルのご飯はまずかったわけではないが、俺はこれが一番気に入ってしまって、次の日も自分の足でまた食べに行ってしまったほどだ。

そんなこんなでトルコでの残り少ない夜を過ごすのであった。
posted by もとや at 23:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 幻想トルコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月12日

若き者たち

今日はSAPのレッスンを見学。

今回は三月の客演の関係で残念ながら、参加できなかった。
いつも自分が身を置いている場所だけに何かむずがゆい感じだ。

自分の演技の芯がこの先の稽古でぶれないようにしたい。
皆の演技に対する姿勢を目の当たりにして、日常生活で萎えた心を少しでも呼び起こしたい。

そんな願いもあっての見学だった。

皆それぞれ、緊張感を持って演技に接している。
なにより若い俳優たちの変化には驚いた。
彼らは音を立てて変化していく。
一年前からは想像もできなかったアグレッシブさだ。
3月26日に公開の発表会があるということもあってか、モチベーションが高い。

ひとつひとつの芝居が粒立ってきている。

笑えた。伝わってきた。
それが何より嬉しかった。

いいものをもらえた気がする。
ありがとう。
posted by もとや at 23:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 役者・創間元哉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月10日

落日の水鏡

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カッパドキアからアンカラに向かう途中、トゥズ湖という塩湖に立ち寄る。夕日が空を赤く染めていて今にも沈んでしまいそう。

急いで岸まで走る。
水深もほとんどなく、靴で入っても苦にならないほど。
あるのはちょこんとなぜか水面に立っている灰皿だけ。
他には何もない。

本物の夕日とミナモに映る夕日。
本物の三日月とミナモの三日月。
本物の夜の帳と水の上の暗黒。

すべてに挟まれたように自分がそこにいた。

ここは現実なのか、分からなくなるほどの幻想的な空間。


御あつらえ向きの灰皿がそこにあったのでそこでタバコを吸う。
鳥が遠くで鳴いている。
ほんのり塩の香りだ。
北風が肌を刺すがなぜかここち良い。

生まれてからこんなに素晴らしい景色は見たことがなかった。
一生この日の忘れることはないだろう。
一生。

感動しっぱなしで知らぬ間に靴に塩水がしみ込んでいた‥。
posted by もとや at 23:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 幻想トルコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月09日

ウルルン・カッパドキア

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カッパドキアの朝、とにかく寒い!
氷点下の気温が頬を刺す!
でも前日とはうって変わってその日の朝はすっきりした快晴。
空気もタバコもうまいね〜。

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気球が空を飛んでいた。
ガイドさんの話によると観光客向けの気球が毎朝飛ぶらしい。
こんないい天気の中、空から見る世界遺産はさぞ素晴らしいのだろうと思いきや、上空はさらに寒いらしく帰ってくるお客さんは顔面蒼白になっているのだという。

バスを止めて、途中のトルコアイスが食べれる売店に立ち寄る。
景色を眺めて、恍惚とする。

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するとどこからか歓声が‥。
トルコアイスの実演販売のようだ。

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のびるのびーーる!味も美味!
日本では「トルコ風アイス」は人気だが、「トルコアイス」はなかなか食べられない。しかしガイドさんの話ではこれも本当のトルコアイスではないらしい。本当のトルコアイスはナイフとフォークで食べるものだという。一度は食してみたいものだ。

バスは一路、カッパドキアで生活するハサンさんの家へと進む。
日本のテレビ番組、世界ウルルン滞在記で女優の竹内結子さんが滞在したお家だそうだ。
そんな縁もあり、ツアーのお客さんと触れ合うプログラムが良く組まれているらしい。
どういう生活をしているのか興味深い。
バスを降りると、ハサンさんの奥さん、ファティマさんが笑顔で迎えてくれる。トルコに来てからというもの出会う人の笑顔は実に屈託がなく素敵だ。喜んで迎えてくれるファティマさんの案内で喜んでついていく。

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畑に囲まれたのどかな風景に岩のお家が見える。
なんだか懐かしささえ覚える。自分は田舎の生まれなので、何だかホッとする。今度はご主人のハサンさんが皆を迎えてくれた。
日本と同じく、履物を脱いでお邪魔する。

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皆にチャイが振舞われ、客間に腰掛ける。
思った以上に広い。全部で七部屋もあるという。日本の家よりも広いかもしれない。
驚いたことに、この家はすべて自分で掘って作ったものだという。何ヶ月もかけてようやく作れたものだとか。柔らかい岩なので掘るのはそれほど手間はかからないらしい。逆に掘った岩の破片を外に出す作業のほうが大変だそうだ。

ハサンさんも、ファティマさんも夫婦仲がよく、本当に愛らしい。ファティマさんが作ったスカーフなどを皆が見ている間にハサンさんに得意の狩りの話を聞かせてもらう。
さぞかし、竹内さんもここでの生活に癒されたことだろう。
うらやましい仕事である‥。



さて一向は、一路昼飯の場所へ、なんとそれは洞窟レストラン
何層にもわたって続く洞窟の中に本当にレストランが!
そこで出されたのは壷焼きケバブ。

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何だか写真ではカレーライスみたいになってすんません。

昼食の後、さらに巨岩遺跡を巡る。

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この写真はらくだ岩とゴリラ岩。
よーく見ると似ている。

次はギョレメの谷。

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ちゃっかり買った、旅人のマントを引っさげて巨岩に向き合う俺なのであった。

今日はここまで。
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2007年02月08日

カッパドキア・カイマルク地下都市潜入!

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トルコの朝ごはんには必ずヨーグルトがある。それもフルーツなどが入っているものや、プレーンのヨーグルトに松の風味の蜂蜜などを入れて食べたり、種類がいっぱいある。

日本ではヨーグルトといえば、ブルガリアと答えるだろうが、実はヨーグルトはトルコが発祥なのだという。
トルコ人はもともと遊牧民で、羊や牛の乳を貴重な蛋白源として生活していた。それを運ぶ途上、牛の腸に入れていた牛乳が乳酸菌によって発酵したのがはじまりなんだそうだ。

他にもトルコ発祥のものはいくつかある。

たとえばチューリップ。これは誰もがオランダを連想するかもしれないがこれももともとがトルコの花。オスマントルコの象徴の高貴な国家の花として珍重されていたとの事。
あとあの世界一有名な人、サンタクロース。
海外ニュースなどでもフィンランドでコンテストが行われたりで本場として有名だが、これもトルコ地中海沿岸の街に実在した人物だという。トルコで生まれてトルコで亡くなった人がなぜフィンランドに飛んでいってしまったのか笑える話である。

ガイドさんも嘆いていたが、トルコ政府は自国の誇るべきものをアピールし、観光に生かすことができず、すごく苦手なのだという。
だから他の国にその手柄を横取りされてしまうことが多い。
なんだか切ない話ですね。

そんなことを思い起こしながら、待ちに待ったカッパドキア観光!日本を飛び立つ前から、本当に念願の世界遺産である。

まず最初に訪れた、カイマルク地下都市の写真から。

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とにかく広い、深い!
キリスト教徒たちが異教徒からの攻撃や迫害から逃れるために隠れ住んだというこのカッパドキア地下都市。
天井は狭いが奥行きは広い、外は雪だというのにそれほど寒さを感じない、地下なので息苦しいかと思いきや、外まで続く深い空気穴があるせいで安心して呼吸ができる。横穴縦穴がいたるところにある。まるでアリの巣のよう。

観光客用の通路は順路が分かるので、さほど迷いはしないが一歩外れたら迷う可能性もあるほどだ。
しかし我々が目にした箇所はこの地下都市のほんの一割にも満たないのだという。何キロにもわたって続き、何百メートルと深くまで続いているのだ。
キリスト教徒が使ったのもほんの一部、もともとは何万人もの人を収容できるように設計されているのだという。
そんなものをなぜ作ったのか?未だ謎なのだ。

そこにまだ誰も知りえない、歴史の闇があるのだとするとワクワクする。興奮を禁じえなかった俺であった。気分は川口探検隊。
しかし俺の背丈では不自由しそうな設計だな〜こりゃ。

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自分の写真もパチリ。たまには写んないとね。
というわけで今宵はここまで。
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2007年02月07日

THE PAR☆KING AREA始動!

昨晩は今回3月末に客演として出演するTHE PAR☆KING AREAの初顔合わせ!今回は企画立ち上げとともに参加メンバーとしてオファーされ、実に光栄なのです。

会場の新宿の居酒屋にてほとんど初めての方々にご対面。
演出・脚本の笠井さん、制作、そしてこの企画の立ち上げメンバーとして出演の大瀧さん。共演する足立さん、新井さん、原田さんと僕の六人で酒を囲む。

なんだかよそに来た感じがしないほど、アットホーム。
今回オファーしてくれた大瀧さんと原田さんは以前からの知り合いだが、他の方々も気兼ねなく楽しく会話ができる。

これからものを作っていくうえで、こういうことは大切だなと感じた。途切れることがなく続く楽しいひととき。これから始まる本番までの道のりは険しいかもしれないけど、いいものを作れるように後悔なく稽古していきたい。
posted by もとや at 00:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 役者・創間元哉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする