2007年09月28日

帰郷+うさぎ

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私、創間の故郷は群馬県。東京からもそんなに離れてはいない。
今回は新宿に住む弟から車を借りて帰郷。
そんなわけでウサギのベジコさんも後部座席に乗せて帰郷。

実は車で帰郷は初めてで、前の日から緊張。
ナビはついているものの、最後には自分のカンを信じているため
前の日から地図を入念に調べて緊張。
寝るときも行く道をシミュレーションして緊張。
出かける前の日はいつも寝れない。
そのくせ芝居の本番の前の日は平気で寝れるのはなぜ?

結局寝不足気味で、出発。
途中迷うこともなく、高速道路でスイスイと田舎に到着。
取り越し苦労だったようだ。

いつも田舎に帰ると昔お世話になったたっちゃんのオヤジさんの墓参りに行く。線香も花も持っていけないが、大好きだったタバコを供えていく。

田舎は懐かしい思い出で一杯だ。
笑っちゃうこと、考え込むこと、泣けてきちゃうこと。
色んなもので詰まっている。

いつも帰ってくると元気がもらえる気がする。
みんなに感謝、家族に感謝。俺は恵まれている。


写真は実家のコンちゃん(♂)とターちゃん(♀)と初対面でビビリまくりのベジコさん。
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2007年09月14日

追え!

3日目の朝。
朝一番にお風呂を頂き、部屋に帰ってから窓を開ける。
一面の海。そういえば昨日は真っ暗で海も分からなかった。

美味しくてやさしい朝食を食べ終えて、チェックアウト。
海辺にはシラス漁船がでている。

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んーのどかだ。平和な一日の始まり。

今日は帰路の途中、大井川鉄道のSLを見に行くことに。
旅の軍資金も底をつき始めたので、SLには乗らずに車で追いかけることにした。

SL出発の金谷駅に到着してSLを眺めてソフトクリームを食べる。
SLはすごいが、アイスはあまり美味しくない。
特に一人が買った「うなぎアイス」は最悪にまずかった。ひどい悪ふざけだと思った。

そしてすぐに車に乗り込んで、SLより先回り。
途中で通過する塩郷駅で待ち伏せ。

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この無人駅のすぐ近くには久野脇橋(恋金橋)というつり橋がある。

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高いところは苦手だが、今回のこのつり橋には恐怖感はなかった。
まあ、たっちゃんを覗いてだが。
このつり橋から下を通るSLが見えるのだ。
汽車が来るまで、下にあったお茶屋さんでお茶をご馳走になりながら、SLのこと、あのつり橋から通算二人落ちていて、その両方とも酔っ払いだったことなど、面白い話を聞きながら列車を待つ。

時刻が来て、つり橋に登る。
遠くの方に目を凝らしていると、小さな煙が見えた。

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来た!!汽車に手を振ると、客車のみんながこっちに手を振っている。列車からは恐らくこのつり橋のアナウンスが流れていたのだろう。とても嬉しくなった。
すぐに車に飛び乗り、後を追う!
しかし車を飛ばせど、窓から目を凝らせど、SLは見えてこない。
そんなに車より早くないとタカをくくっていたが‥。

SLやい!!って呼んでも返事はないか‥。
もしかしたらもう追い越したかも。そうか、そうに違いない。
途中の通過駅に、猿谷を斥候として送り通過時間を調べる。

残念そうな顔で帰ってきた。もうすでに行ってしまったらしい。
恐るべしSL!この我らのホワイトベース(たっちゃんの愛車アルファード)をぶっちぎるとは!

残念だが汽車を追いかけるのは断念。
その先にある寸又峡を目指す。
そこには「夢の吊橋」なるものがあるという。

「また吊橋かよ!」とうんざりする重度の高所恐怖症のたっちゃんのテンションダウンはさておき、一路寸又峡へ。
夢の吊橋を渡りながら、願い事をすれば叶うという。
一見簡単そうだが、高所恐怖症の俺には難しい作業のようだ。
願いに集中しすぎて足元をおろそかにしかねない。

寸又峡に到着。

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近くの茶屋で山菜ソバを食らい、いざ吊橋へ。
意外と歩く、観光客は結構若い人も多い。俺ら三人の前を女の人二人で歩いている。どんな願い事をするのだろうか。

湖が見えた!
しかし、当日は以前降った大雨のせいか、湖も灰色に。
写真はきれいなときの湖と夢の吊橋。

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さあ、夢の吊橋と思いながら、先の二人の女の子が渡るのを待っていると、引き返してきた。どうやら怖くてリタイヤしたらしい。
「こんにちは」と挨拶を交わして、それだけでデレデレしているおっさん三人。
そんなことより吊橋だ。渡っていても不思議と怖さを感じない。
もしかしたら高所恐怖症は克服できたのかも。
願い事を心に念じながら周りを見渡す。
まるで中国の奥地のような絶景。どこからか胡弓の音色が聞こえてきそうである。気持ちいい!

俺を先頭に、さるや、たっちゃんとようやく渡りきると‥。
そこにはえーーっと声を上げるくらいの急な山道が!
これは大変と思いながら、俺は一気に上る。
日頃から運動不足のさるやは顔が真っ青に。
最近草野球を始めたたっちゃんは汗だくに。

三人はやっとの思い出、山を登りきる。
自然と俺以外はだんまりに。
途中の湧き水で顔を洗い、車を止めた寸又峡温泉に戻る。

そこでお餅とお茶で一服してから、店の主人に聞いた温泉「飛龍の湯」へ。

露天風呂に行くとびっくり!

普通は座って肩ぐらいの深さなのに、ここはさらに深い。
大人の俺でも泳げるのだ。ひとしきり大人気なくはしゃいで泳いでみる。
となりの女湯からは女の子の声が聞こえたりして、びっくり!
ここでも大人気なくはしゃぐ俺。久々の青春群像だった。

車に乗り、東京へ。
小さい頃から、何かの旅行の帰りは寂しい。
あんなに楽しみにしていたことがもう終わってしまうと思うと寂しい。

しかし日常があるから旅が楽しみなのだ。
そう自分に言い聞かせながら、同志と別れる。

いい旅をありがとう。
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2007年09月13日

憧れの地で攻める!

昨日の疲れも残らぬまま、朝食をもりもり食べた2日目の朝。
次の目的地は名古屋。

しかも名古屋城だ。

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なんだかんだで一度も「金のしゃちほこ」の本物を拝んだことが無かった。内部もたいしたことが無いだろうと思ってタカをくくっていたが、これがなかなか面白い。日本刀展やその当時の暮らしの様子など歴史館になっているのだ。予定よりもだいぶ長く2時間も滞在してしまった。

その後は熱田神宮。ここには、かの「草薙剣」がご神体として存在するという。

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三種の神器のひとつであるこの剣については謎が多い。壇ノ浦の平氏滅亡とともに関門海峡に水没や、それは模造品であったなどの諸々だ。しかしこの熱田神宮に安置されているといわれる草薙剣を見ることは叶わない。んー謎!んーーロマン!

その後は昼食。
熱田神宮近くの「あつた蓬莱軒」へ。
ここでも何を食べられるのかは知らされないで、待つ。

おーーこれは。

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ひつまぶし。ひまつぶしではない。ひつまぶし!
しかもこの店が元祖と言われているらしい。
一杯目はそのまま食べ、二杯目は薬味をいれ、三杯目は薬味とだし汁をいれ、四杯目は美味しかった食べ方で最後はしめる。
おーーいしい!

しかし、食べながら話題は次に向かう目的地に。

「昔からよく憧れていたところだよ」
「??」
二人から次々出されるヒントに悩みに悩む。
結局、せっかくのひつまぶしも悩みすぎてゆっくり味わえなかった。

車は三重方面へ。
ん!待てよ!三重?色々なヒントがいっぺんにつながる。

そうかあそこか!!

車は飛ばしに飛ばして、目的地に到着。
そう、みんなの憧れの地。

それは「鈴鹿サーキット」

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中学、高校の頃はよく見たなあ、F1グランプリ。
よくチャリンコでF1まねて競争したもんだ。
今から考えるとかなり無謀な遊びだったが。

今年からは富士スピードウェイに日本グランプリの開催地を奪われてしまったが、我らにとっては聖地に変わりなし。
三人のテンションを上げるT−スクエアのあのテーマがかかっている。遠くのほうからエンジン音が聞こえる。今日は何をやっているのかなと胸が高鳴る。

サーキット観客席に入る。
あれ?思ったより広くない。本物は案外コンパクトだ。
先ほどのエンジン音はレーシングバイクのものだった。
観客席の前をいったい何百キロのスピードで走っているのだろうか。
ビューン。ビューンと一瞬のうちに走り去っていく。今日はタイムトライアルのようだ。

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続いては表彰台に乗り、擬似シャンパンファイト!
テンションが上がっているおっさん三人を見て、若者が呆然としていたのが印象的だった。

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つづいてはカート場へ!
しかも結構本格的で免許証の提示を求められた。
テーマソングが流れる中、本格的なカート教習を15分くらい受ける。

フルフェイスをかぶり、装備を整えていざカートに乗り込む。
俺、たっちゃん、さるやの順にスタート。
教習のときに確認したコースを順調に進んでいく。
2周目からはタイムトライアルなので本気で走る。
コーナーをなるべくアウトインアウトで攻めに攻める。
体感速度は80キロくらいでなかなか速い。
後ろから追いつかれる心配はなさそうだが、ぶっちぎるつもりで走る。何周か走るとだいぶ慣れてきた。

ようやくゴール。あっという間だった。楽しいーー!!
しかしいつの間にか二番目に出たたっちゃんが最後になっていた。
しかも凹んでのゴール。
本人いわく体重により、ぜんぜん加速しなかったらしい。
結果的にはポールトゥウィンだったが、さるやのベストラップには負けた。悔しい!もう一回やりたいがお金も時間も無いので断念。

ひとしきり楽しんで、車は静岡の焼津へ。
今日のお宿は焼津のひっそりした漁村の中に佇むお忍びの場所らしい。すっかり日も暮れて、急いで風呂に入り、食卓へ。
焼津はマグロで有名らしく、食卓にはこれでもかとマグロマグロ!!
ビールで乾杯してマグロに舌鼓を打つ!!
とにかく静かで豊かな時間。
贅沢すぎる時間。

二日目もたくさん遊んだ。
明日の最終日の目的地もやはり知らないまま、ワクワクして床に就く俺であった。
posted by もとや at 19:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月12日

くそがき同好会2007秋

いやーお久しぶりです。ブログ書きたくてもなかなか時間がなくて、毎日覗いてくださった方々本当にすいませんでした!
創間は9月は旅やら、芝居やらでのびのびと生きておりました。
そこで今回は9月に行った旅について。

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前々から載せている通り、20年近くの旧友三人で旅に行くのがもはや恒例なのです。
そこで上野君(たっちゃん)から、今回を皮切りにこの会に何かいい名前があったほうがいいなんて提案があり、名づけて

「くそがき同好会」

でいいんじゃんということに。
俺のブログの名前から取ってくれたみたいでしみじみ感激。

しかし‥。
今回も行き先は分からないのである。
後部座席に乗りながら、ツアープランナーである助手席の猿谷君に「どこへ行くんだよ?」「それは後のお楽しみだよ」のこれまた恒例のやり取り、運転席の上野君と昔のギャグをカマし合いながら、ワクワクして東名高速へ。

到着した先は岐阜。
まずはロープウェイに乗って岐阜城へ。
写真は残念ながらなかったのだが、展望も「美濃を治めるものは天下を治める」という言葉どおりの、八方見渡せるものだった。
それにしても山城だけあっておっさん三人の足取りは遅い。
戦国時代なら簡単に討ち取られているだろう。
そこへ後ろから若い女の人が、軽快に我々を抜かしていく。
少し凹んだ。

それから山を下りてから昼食に向かう。
何を食べるのか分からず、駐車場を下りると香ばしい川魚のにおいがする。店の名前は「鵜の庵」。
そうか、鵜飼の鮎だな、と店に入る。
ホクホク顔で見せに入ると右手には本物の鵜が!
初めて見て意外な大きさにびっくり。

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店の主人お勧めの鮎のぞうすいを食す。
うまい!やさしい!あたたかい!
川魚はあまり好きじゃなかったが、これは違う。
主人がありがたいことに三人の体格を見て多めに作ってくれた。
とにかくズビズバと食べる食べる!
こんなにうまいぞうすいは初めて。

腹いっぱいでお会計を済まそうとすると、主人はいなくなって代わりにおっさんが一人。どうやら主人は駐車場で一服していたらしい。
会計が終わるとそのおっちゃんが気さくに話しかけてきた。
鵜のこと、鵜匠さんのこと、鮎のこと、1000年前の昔はこの漁法が主流であったこと、色々と話していた。
やっぱり長良川の近所だけあって、普通のおっちゃんでも詳しいんだなぁなんて思っていると、鮎を見せてくれるという。
鵜は鮎を取るときに、その鋭いくちばしをうまく使って瞬時に血抜きをしてから飲み込む。だから鵜飼いの鮎は最高級の鮮度とうまさがあるのだという。どんなに包丁で血抜きの部分を似せようとしてもできない傷が鮎のエラにできるのだ。それがあるか無いかで高値になるという。

へぇーなんて思いながら、駐車場に行っても話しかけてくるこのおっちゃんに少々いぶかしさを感じていると、一枚の詩が書かれた紙を手渡される。

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鵜のこころ 鵜匠のこころ 今日語らい 明日又語らうこのえにし 鵜と鵜匠の一生なり

鵜と鵜匠は度重なる修行と仕事で鵜の内臓を通しての心のきずなができる。そう話していた。
一度飲んだ鮎を吐き出させるなんて可愛そうだと思っていてが、実は鵜飼の鵜は「海鵜」なのだ。つまり川魚である鮎は食べられないのである。その習性を利用してすなわち仕事をしているのだ。

そんな話を聞いてから、ようやくこのおっちゃんが只者ではないことに気付いた。もしかして‥?
直接聞けないまま、車に手を振るおっちゃんに別れを告げる。

それから夜、突然の雨。
長良川沿いに到着。鵜飼見物の遊覧船が出るまでに時間があったため、ひっそりと出ているラーメン屋台へ。
そこのラーメンを食しながら、鵜飼はシーズン中はよほどの荒天で無い限り強行すること、この場所で20年もラーメン屋をやっていること。この辺で気軽に食べられる鮎は本物の鵜飼の鮎ではないこと。六人しか居ない鵜匠さんの取った鮎を食べられたなんて本当にラッキーだったことを聞き、おっちゃんとの出会いのすごさがだんだん染みてきた。

いよいよ船出。

手渡されたパンフレットを見てびっくり!
なんと見開きの一番大きい写真にあのおっちゃんがデーンと載っているではないか!

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もしかして一番のお偉いさん?
しかも宮内庁式部職??
想像もつかないギャップに三人は騒然。

船が出て、六艘の鵜舟が遊覧船に近づいてくる。
客の中には船に芸者さんを連れてエロ話をしているおっさんやいちゃついているカップルなんかもいたりしてムカついたが、幻想的にライトアップされた岐阜城を眺めながら鵜舟を待つ。

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来た!どれがおっちゃん(山下純司さん)かは分からなかったが、とにかくすごい迫力。
猛々しく闇夜に輝くかがり火をものともせず、鵜匠さんが鵜それぞれの繋いだ手綱を、両手の指先、手首でうまい具合に調整しながら次々と鮎を取っていく。とも乗り、なか乗りさんがうまく舟を進ませ、サポートしながら息の合った仕事をしている。

手放しでかっこいい!
いにしえからの面々と受け継がれる伝統と人のこころ。
おっちゃんの心意気を見せてもらった。
拍手と歓声。
心が洗われ、とにかく豊かにさせられた。
いい出会いといい仕事、何かを教えられた一日目だった。
posted by もとや at 18:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月07日

ファイトォ!一発!!

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つい先ほどの出来事。
自分が住んでる地域をどうやら台風9号が直撃する。
そんなニュースを見ていた。
外も暴風域に入ったらしく、庭の桜の木が闇夜にヘッドバンク!
窓ガラスも洗車を終えたばかりみたいに、雨粒だらけ。
ココアを飲みながらボケーっとくつろいでいると‥

飛び上がるようなグワッシャン!という音。

一斗缶が飛んできた?
それともトラックが横転した?

すぐに気になり音がした入り口に近づく。
そこへまた、同じような激突音。

もう一個飛んできたの?
もう一台横転した?

なんだよと思いながら、ドアを開けようとする。
いつもは軽く開くはずのドアが開かない。
力を入れて開けると、想像以上の風!雨!風!雨!風!
一瞬にして顔びっちょり。

原因を突き止めようと目を凝らすと、都市ガスの装置の扉が開いてしまっている。風に煽られて反対側に叩きつけられている。閉めても風でまたすぐに開いてしまう。それにしてもすごい音。
気付くと隣の部屋のおっちゃんも上半身はだかパンツ一丁で同じようにガスの扉に悪戦苦闘している。自分もパンツ一丁であることに気付いて少し恥じらい。

「うちも開いちゃったよ、まいったねぇ〜。」
「ええ、まいっちゃいますよね。」

そんなことより台風対策。パンツ一丁の男二人は必死で処理を施し、
お互いの健闘をたたえあい、それぞれの部屋に。なんだか爽やか。
ホッとしたのはいいが、自分がびしょ濡れになっていることに気付く。せっかく風呂に入ったのに。

実家のほうも河川が氾濫しているらしい。
自然ってやっぱりすごいし、怖い。
みんなの無事を祈る。
posted by もとや at 02:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月04日

それでもボクは‥

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いつものように夜遅くの帰宅となり、今日あったこと明日は何をしようかなど考えながら最寄の駅前から自宅に向けて歩いていた。

人がぞろぞろ歩く商店街を避け、のんびり歩ける線路沿いを進む。
人通りも少ない。自分の前に女の人一人歩いているだけだった。
カツカツと前の女の人のヒールの音。
ツカツカと俺のサンダルの音。それぞれが聞こえるだけ。
歩幅の大きい俺とヒールを履いているその人は歩く速度が違う。
だからすぐに追いついてしまう。

俺は抜かそうとして歩みを速めた。
すると向こうも歩みを速める。
先ほどを同じくらいの差になる。
なんか少し違和感があった。


なんだ?と思ったが、まあいいやと思いまた歩く。
また歩幅の違いですぐにおいついてしまう。

すると女の人はおもむろにバックから、パンフレットらしきものをを取り出し、丸めてパンパンを自分の手のひらを叩き始めた。

その刹那!
こちらをギリっと睨みつけ、パンフレットでこちらを叩くような威嚇をしてきたのだ。


え? もしかして俺が? 変質者? なのではと?


俺は気が動転して歩みを止めてしまった。
その人は最後に「ハッ」という言葉を最後に、クルっと前を向いて悠然と歩いていった。

3秒くらい止まった。
えーーー!この子羊のような心を持った俺がなんでこんな羽目に‥。
いつもどおりの道をいつもどおりに歩いていただけ。
それだけなのに。

マジでせつねぇ。
それでいて、なんか笑っちゃった。

その後、近くのコンビニで呆然と一服。
考えてぞっとする。
もしあの場で手を掴まれて、叫ばれていたら‥。
冤罪で俺は警察にしょっ引かれちまうかも。

加瀬亮さん主演の「それでもボクはやってない」みたいに。

もしそうなったら、俺はどうするんだろ。
やっぱり「俺はやっていない」って叫ぶのかな。
守るべきもの、やりたいこといくらでもあるもん。

そう思うと被害妄想って、笑い事じゃないくらい怖い。
なんでもない生活の中のブラックホール。
これで済んで良かったかも。

家に帰って、自分の姿を鏡で見る。
確かにこの図体で柄シャツ着てツカツカ歩いていれば、怪しいかも。
これからは気をつけよう。
posted by もとや at 23:57| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする