2007年02月26日

そこに生きている風

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トルコの旅から帰って早一月。
とても楽しかった思い出は、帰ってからすぐにブログに載せ始めた頃より、薄れ始めている。
こうやって思い出は断片化し、ハイライトになり、そして一枚の写真のように頭に残っていくのかな‥。

ただひとつ、日本に戻ってから感じることがある。
それは知人と話しているうちに説明しようにも、なかなか説明できないものだった。

それは「生きている」って空気?エネルギー?
未だにまとまらない。

トルコにいるときの自分の感覚と今、日本にいる自分の感覚が違うのだ。
といっても外国に行ったのだから当然と思われるだろう。


あまり舗装されていない雪道をあるく感覚。
道端に犬が当たり前のように野垂れ死にしている光景。
雄大で厳しく、そして美しい大地。
スリに気をつけながら歩く感覚。
何とか金を得ようと、必死に付きまとってくる人の目。
魚釣りをしている人の目も獲物を獲ようと血走っている。
街では若者がお互いの顔を擦り付けるように何か言い争いをしている。

リアルな現実、空気の質感。
強烈だから、たかがな俺も影響される。
血が順応していくような感覚。

俺は生きてるってシンプルに思えた気がした。

東京では残念ながら、思えなかったことだ。
冷たくはないんだけど、ぬるまったるい風。
殺されはしないが、飼い殺される。

もう一度考えたい。人間本来のエネルギー。
これって進化?退化?
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2007年02月16日

イスタンブール、そしてさよなら‥

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ついにこの旅も最終日を迎えた。
ようやくトルコの空気に心も体もなじんできたというのに、時間は過ぎていくんですね。

今日は単独でイスタンブールを回る。期待と不安。

ところが‥。

ホテルのロビーでアヤソフィアまでタクシーを頼もうとしたが、どうやらトルコ語で何かを必死で伝えようとしているらしい。
どうやら、三日前に誰かが射殺されて、その抗議デモでこの近くのタクシム広場が警官隊によって封鎖されていて、タクシーは使えないから地下鉄を使うといいとの事。すんなり分かった。

実は自分でもびっくりなのだが、言葉はほとんど分からないのに相手が何を言っているのか、なんとなくだが受け取れるような能力が自分にあることに気づいた。日本にいたら決して身につかない力だ。正直不思議である‥。


それはさておき、この事態には参った。
タクシーで新市街から、アヤソフィアのある旧市街までひとっ走りでいけると踏んでいたので朝から右も左も分からないイスタンブールの街を歩かなくてはならないのだ。

とにかくホテルの外を出て街を歩く、タクシム広場から新市街へのメインストリートへ行こうとすると‥。

なんとすごい警官隊の数!!何百という制服警官が自動小銃を持って警戒態勢を敷いている。
恐る恐る通過。朝の通勤ラッシュもあいまって町中人だらけ。
どこに何があるのか分からないまま、とりあえず海峡に向けてメインストリートを歩く。と‥。

いつの間にか裏通りに入っていた。何とも迷子になってしまったらしい‥。ぶっちゃけかなり怖い。タチの悪そうなのがジロジロみている。うわぁ。
内心の不安はようやく何分か歩いて海峡が見えることで霧散した。
海峡を越えると旧市街に入る。そこをつなぐガラタ橋も通勤難民でいっぱいだ。ある意味貴重なときに歩いたとプラス思考でテクテク歩く。

しかし旧市街に着いてからも散々迷った‥。
つたないトルコ語と英語が入り混じった会話で色々な人に道を聞いた。果ては有料トイレのおっちゃんにまで道を聞いた。
もう目的の地下宮殿をあきらめ、トラム(路面電車)に乗り込んでから偶然その入り口を発見!!

いざ入場!

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不思議な空間。イスタンブールの水源を確保するためにはるか昔1300年前に整備された地下水道だ。
さらにおくに進むとメドゥーサの柱が立つ。

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不気味である。別の場所に作られていたものをビザンツ時代に奪って運んで柱にしたとされる。何か謎めいたものの匂いがぷんぷんである。

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ようやく目的の地下宮殿を後にし、さらにトラムで旧市街を走る。最初からトラムに乗ればよかったと足をさすりながら後悔。

そこへ目に飛び込んできたのが、シンプロンオリエント急行、イスタンブール駅。
先ほどの地下宮殿もそうだが、「007ロシアより愛を込めて」の舞台にも登場する。自分たちのやった芝居の舞台にもある列車なので親近感がある。

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なんだか世界の車窓からみたい‥。
乗りたいけど時間がないので今回はパス。



前日美味しかったサバサンドをもう一度食べ、新市街に戻り、どうしても軍事博物館で演奏されるイェニチェリの行進曲を生で聴きたかった(たけしのグロンサンでお馴染みで日本でもよく聞ける曲)
が、しかし‥。
本日の厳戒態勢により、軍事博物館はお休み。
残念。

トボトボとタクシム広場を歩くとそこにマクドナルドが。

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入ってみる。日本とはメニューが違うものの活気にあふれている。おなかはいっぱいなのでコーラを頼む。店員の少年が愛想良く笑顔をくれる。スマイルは\0で売っていないが素敵なスマイルだった。

ほとほと歩きつかれて集合場所のホテルに戻る。
ついにお別れのときが来た。
この慌しく楽しい時間とも、この美しい国にも「さよなら」だ。


なんだかとても寂しい。短い時間ではあったがとにかく楽しい時間であった‥。
空港への荷造りを終えて、一緒にツアーに回ってくれたガイドさん、仲間たちにもお礼をいう。また会えると信じるから寂しさを押し隠した。


空港についてから飛行機が飛び立つまであっという間に別れの時が来た。少しウルルンした。

飛行機が離陸する。オレンジ色のイスタンブールの夜景が見送ってくれた。なんとやさしく、うつくしい夜景。


「また来るよ、ありがとう」そう心の中で呟いた。


帰りの飛行機の中では死人のように寝た。
大韓航空のおなじみの機内食、「ビビンバ」食べてひたすら寝た。

ソウルを経由して、ついに故国に帰る。
やっぱり空から眺めた東京とイスタンブールの夜景はどこか違っていた。蛍光灯の光が多いから、夜景が白いのだ。
そんな違いを感じながらも、飛行機は成田空港へと降り立つ。

着いた。何もかもが夢のようであった。
みんなとそれぞれの再会を楽しみに別れ、ただバスターミナルで
タバコをふかした。

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「ありがとうトルコ」
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2007年02月14日

黒と青の海が出会う金色の海峡

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前の日にアンカラで一泊した我々は一路トルコ最大の都市イスタンブールへ帰る。
つまり今回の旅では、イスタンブールからトルコの西部をぐるりと一周してきたわけだ。
それにしてもとんでもない距離を走ってきたもんだなぁ。

疲れて休んでいる暇もなく、夕日が沈む前に見ておきたかったのがボスポラス海峡の夕日だ。
ボスポラス海峡は黒海と地中海の交わるところ、いわばヨーロッパの玄関口だ。歴史上様々な戦いが繰り広げられた悲劇の地でもある。

その美しい海が夕日に照らされ、「金角湾」とたたえられるほどなのだ。
クルーズ船にのっていざ出航!!

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かもめやウミネコも船を追って、優雅に飛んでいる。
船の音、体を伝ってくるような風、潮の匂い、目の前に広がるイスタンブールの優雅な町並み。どれをとっても素晴らしい。

日も沈み始めた‥。

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そこへ船員がトルコの紅茶、チャイを運んでくる。
受け取って飲む。寒い船上でなにより心地よい。

しかし!!

なんとその船員が料金を請求してきた。
なんだただじゃないのか!とちょっぴりだまされた感じはしたが、これも勉強。ありがたく支払いを済ませる。

そんな出来事も吹っ飛ばすような絶景が飛び込んできた。
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荘厳なモスクが立ち並ぶイスタンブールのシルエットをバックに海峡が金色に輝く。まさに金色の海峡。

こころが澄み渡る。
芯から澄み渡る。ただただ呆然とその風景だけを眺めていた。

帰りにグランドバザールに立ち寄り、海岸の広場で「サバサンド」を食べる。
トルコの人が魚を食べる文化を持っていることに日本人として驚きを感じた俺だったが、サバをまさかサンドイッチにしてしまうなんて‥と抵抗感たっぷりで一口。

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美味しい。レモン汁と塩をかけて食べるのだが、これが本当に美味しかった。ホテルのご飯はまずかったわけではないが、俺はこれが一番気に入ってしまって、次の日も自分の足でまた食べに行ってしまったほどだ。

そんなこんなでトルコでの残り少ない夜を過ごすのであった。
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2007年02月10日

落日の水鏡

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カッパドキアからアンカラに向かう途中、トゥズ湖という塩湖に立ち寄る。夕日が空を赤く染めていて今にも沈んでしまいそう。

急いで岸まで走る。
水深もほとんどなく、靴で入っても苦にならないほど。
あるのはちょこんとなぜか水面に立っている灰皿だけ。
他には何もない。

本物の夕日とミナモに映る夕日。
本物の三日月とミナモの三日月。
本物の夜の帳と水の上の暗黒。

すべてに挟まれたように自分がそこにいた。

ここは現実なのか、分からなくなるほどの幻想的な空間。


御あつらえ向きの灰皿がそこにあったのでそこでタバコを吸う。
鳥が遠くで鳴いている。
ほんのり塩の香りだ。
北風が肌を刺すがなぜかここち良い。

生まれてからこんなに素晴らしい景色は見たことがなかった。
一生この日の忘れることはないだろう。
一生。

感動しっぱなしで知らぬ間に靴に塩水がしみ込んでいた‥。
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2007年02月09日

ウルルン・カッパドキア

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カッパドキアの朝、とにかく寒い!
氷点下の気温が頬を刺す!
でも前日とはうって変わってその日の朝はすっきりした快晴。
空気もタバコもうまいね〜。

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気球が空を飛んでいた。
ガイドさんの話によると観光客向けの気球が毎朝飛ぶらしい。
こんないい天気の中、空から見る世界遺産はさぞ素晴らしいのだろうと思いきや、上空はさらに寒いらしく帰ってくるお客さんは顔面蒼白になっているのだという。

バスを止めて、途中のトルコアイスが食べれる売店に立ち寄る。
景色を眺めて、恍惚とする。

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するとどこからか歓声が‥。
トルコアイスの実演販売のようだ。

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のびるのびーーる!味も美味!
日本では「トルコ風アイス」は人気だが、「トルコアイス」はなかなか食べられない。しかしガイドさんの話ではこれも本当のトルコアイスではないらしい。本当のトルコアイスはナイフとフォークで食べるものだという。一度は食してみたいものだ。

バスは一路、カッパドキアで生活するハサンさんの家へと進む。
日本のテレビ番組、世界ウルルン滞在記で女優の竹内結子さんが滞在したお家だそうだ。
そんな縁もあり、ツアーのお客さんと触れ合うプログラムが良く組まれているらしい。
どういう生活をしているのか興味深い。
バスを降りると、ハサンさんの奥さん、ファティマさんが笑顔で迎えてくれる。トルコに来てからというもの出会う人の笑顔は実に屈託がなく素敵だ。喜んで迎えてくれるファティマさんの案内で喜んでついていく。

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畑に囲まれたのどかな風景に岩のお家が見える。
なんだか懐かしささえ覚える。自分は田舎の生まれなので、何だかホッとする。今度はご主人のハサンさんが皆を迎えてくれた。
日本と同じく、履物を脱いでお邪魔する。

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皆にチャイが振舞われ、客間に腰掛ける。
思った以上に広い。全部で七部屋もあるという。日本の家よりも広いかもしれない。
驚いたことに、この家はすべて自分で掘って作ったものだという。何ヶ月もかけてようやく作れたものだとか。柔らかい岩なので掘るのはそれほど手間はかからないらしい。逆に掘った岩の破片を外に出す作業のほうが大変だそうだ。

ハサンさんも、ファティマさんも夫婦仲がよく、本当に愛らしい。ファティマさんが作ったスカーフなどを皆が見ている間にハサンさんに得意の狩りの話を聞かせてもらう。
さぞかし、竹内さんもここでの生活に癒されたことだろう。
うらやましい仕事である‥。



さて一向は、一路昼飯の場所へ、なんとそれは洞窟レストラン
何層にもわたって続く洞窟の中に本当にレストランが!
そこで出されたのは壷焼きケバブ。

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何だか写真ではカレーライスみたいになってすんません。

昼食の後、さらに巨岩遺跡を巡る。

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この写真はらくだ岩とゴリラ岩。
よーく見ると似ている。

次はギョレメの谷。

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ちゃっかり買った、旅人のマントを引っさげて巨岩に向き合う俺なのであった。

今日はここまで。
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2007年02月08日

カッパドキア・カイマルク地下都市潜入!

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トルコの朝ごはんには必ずヨーグルトがある。それもフルーツなどが入っているものや、プレーンのヨーグルトに松の風味の蜂蜜などを入れて食べたり、種類がいっぱいある。

日本ではヨーグルトといえば、ブルガリアと答えるだろうが、実はヨーグルトはトルコが発祥なのだという。
トルコ人はもともと遊牧民で、羊や牛の乳を貴重な蛋白源として生活していた。それを運ぶ途上、牛の腸に入れていた牛乳が乳酸菌によって発酵したのがはじまりなんだそうだ。

他にもトルコ発祥のものはいくつかある。

たとえばチューリップ。これは誰もがオランダを連想するかもしれないがこれももともとがトルコの花。オスマントルコの象徴の高貴な国家の花として珍重されていたとの事。
あとあの世界一有名な人、サンタクロース。
海外ニュースなどでもフィンランドでコンテストが行われたりで本場として有名だが、これもトルコ地中海沿岸の街に実在した人物だという。トルコで生まれてトルコで亡くなった人がなぜフィンランドに飛んでいってしまったのか笑える話である。

ガイドさんも嘆いていたが、トルコ政府は自国の誇るべきものをアピールし、観光に生かすことができず、すごく苦手なのだという。
だから他の国にその手柄を横取りされてしまうことが多い。
なんだか切ない話ですね。

そんなことを思い起こしながら、待ちに待ったカッパドキア観光!日本を飛び立つ前から、本当に念願の世界遺産である。

まず最初に訪れた、カイマルク地下都市の写真から。

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とにかく広い、深い!
キリスト教徒たちが異教徒からの攻撃や迫害から逃れるために隠れ住んだというこのカッパドキア地下都市。
天井は狭いが奥行きは広い、外は雪だというのにそれほど寒さを感じない、地下なので息苦しいかと思いきや、外まで続く深い空気穴があるせいで安心して呼吸ができる。横穴縦穴がいたるところにある。まるでアリの巣のよう。

観光客用の通路は順路が分かるので、さほど迷いはしないが一歩外れたら迷う可能性もあるほどだ。
しかし我々が目にした箇所はこの地下都市のほんの一割にも満たないのだという。何キロにもわたって続き、何百メートルと深くまで続いているのだ。
キリスト教徒が使ったのもほんの一部、もともとは何万人もの人を収容できるように設計されているのだという。
そんなものをなぜ作ったのか?未だ謎なのだ。

そこにまだ誰も知りえない、歴史の闇があるのだとするとワクワクする。興奮を禁じえなかった俺であった。気分は川口探検隊。
しかし俺の背丈では不自由しそうな設計だな〜こりゃ。

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自分の写真もパチリ。たまには写んないとね。
というわけで今宵はここまで。
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2007年01月31日

トルコでオンステージ!

この旅始まって以来の贅沢なホテルだと感心しながら、チェックアウトをするロビーに向かうためにエレベーターに乗ると‥。

ギク!!これは‥。かの日本で問題になったあの会社のエレベーターではないか!!

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なんというつっけんどんなドアの開閉!乱暴な制動!
何とか挟まれないように気をつけながらロビーに無事到着!

気を取り直しつつ、いざ世界の七不思議のひとつ、アルテミス神殿跡へと向かう。

しかし!門が閉まっている!
しかしそこはのんびり屋のガイドさん。後回しにして、近くの革製品の店に行くという。なにやら商売の匂い‥。クンクン。

こんな朝八時からやっている店があるのかと思いきや、頭がテカテカのお愛想のいいおじさんが皆を元気に迎えてくれる。日本語も達者でジョークなども面白い。

なにやらステージが用意されている。この冬の最新モデルの革製品のファッションショーをやるというのだ。先ほどのおじさんがお茶を皆に振る舞いいよいよショーの始まり!

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モデルさんはみんな彫が深い顔立ちでスタイルもよくかっこいいし、女性は美しい。
振舞われたアップルチャイで温まりながらショーに見とれる。
女性たちも真剣だ。

すると‥‥。
なんと女性のモデルが自分の前にやってきて手を引っ張るではないか!!
おいおいやめてくれ、ステージは職業柄、嫌いじゃないけどいきなりは嫌だと思いながら仕方なくステージ裏へ。みんな囃し立てる。
その他に参加者の女性二人も引き立てられた。

ステージ裏‥。
いきなりキャスティングされた緊張で胸いっぱい!
二人の女の子はかっこいい革のジャケットが手渡される。
いいなこんなの俺も着てステージに立つんだと思いきや‥。

手渡されたのはレインボーのツギハギがされたようなレザーコート&同じ柄の帽子!!!
こんなの着るのやだー!っていってもモデルたちは似合う似合うしか、日本語を話さない。

もはやこれまで。
出落ち覚悟で出るしかないか‥。と腹をくくり、舞台袖へ。
なにやらパートナーの女性モデルが振り付けを指南している。
「え!踊るの!!」と言っても後の祭り。
ええいやぶれかぶれでだとステージに出る。
当然笑われる。悪い気分ではない。
踊る。また笑われる。いい気分。
みんなに拍手される。最高!!

結局創間元哉、名も知らないトルコのステージに立って結構楽しんだのであった。
その後革製品などを紹介してもらい、気に入ったものを購入した。
値段も高いものは高いが、品質はよさそう。
トルコの羊は非常に皮が薄く丈夫で、古くからは羊皮紙などにも珍重されていたものらしい。最高級の羊革は「ペルリア」と呼ばれている。

半分観光客向けの店のようだったが、悪い気はしなかった。
文化を外国に紹介する意味でも努力しているのだから。


出発して前に見かけたような通りに出る。
アルテミス神殿に再度行くようだ。なんだか空も陰り始めた。
早いとこ七不思議とやらを見てやろう!

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ほとんど何もない。がっかり。
残された柱が数本あるだけ。あとは観光客目当ての物売りが大声を上げているだけだった。
それもそのはず、アルテミス神殿は7回立てられ、7回破壊されたという。
その後はキリスト教支配となっていくので、他宗教は邪教とされて廃れた。

ビザンチウムのフィロンが世界を回り、一見の価値ありとみなしたのが世界七不思議である。だから怪しいとか怖いといったオカルトチックなものではない。日本でも誤解されがちだという。
とても大きな建物で会ったらしい。フィロンの説明では雲にも届くほどのものであったらしい。
写真の奥に移っている建物はセルジュークトルコ時代の砦だ。
がっかりしたが、昔に思いを馳せる。


バスは一路ヒエラポリス、パムッカレへ。
パムッカレとは日本語では「綿の城」と呼ばれているらしい。
綿?とはあのホワホワしたわた?
どういうものかウキウキしながら到着。

歩いてパムッカレに行くにはヒエラポリスの入り口から入らなくてはいけない。云わばパムッカレにヒエラポリスが建ったという。
ヒエラポリスはローマ時代の保養地で温泉などや劇場が立ち並ぶ栄えた都市であった。14世紀まで残っていたが地震により荒廃。人が住まなくなったとの事。地震のせいか、石灰岩で作られた街なので風化したせいか、街はほとんど現存していないという。

まずはその街の門をくぐる。失礼しマース!

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見渡す限り荒野である。
向こうに劇場らしきものが見える。

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やはり期待以上のものは見れないことにがっかりして、しばらく歩くとそこには!!

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なんて美しい!!
目を疑った。今までの荒野とは全く別の空間がそこにはあった。
巨大な石灰棚である。
今までは山口の秋芳洞で巨大な石灰棚は見たが、屋外でこれほど美しい石灰棚を見るのは初めてだ。

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石灰質の水が太陽光を浴びて水色に輝いている。
それが幾重にも下に続いて重なっているのだ。
何万年もの自然が織り成した芸術品。
まさに遠くから見れば綿の城に見えるだろう。
言葉にでない感動。来てよかった。

ガイドの案内で中の水に足をつけてもいいとの事。
デカイ子供の俺は裸足を水につける。さほど冷たくない。
どうやら温水らしい。
改めて水に足をつけながら景色を眺める。

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地球って不思議だ。俺らと同じ生き物なんだ。そう思った。



パムッカレを後にして、近くの店で昼食。
日本人もあたりに見える。ツアーの団体のようだ。

食事が運ばれてくる。今日はキョフテ。トルコのハンバーグだ。

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スパイシーで味も美味しい。ほんのり牛のつなぎに羊を使っているとの事。
そのほうが肉が硬くならなくておいしく仕上がるのだそうだ。

デザートが来た。ん!?
なんだかサーモンのにぎり寿司のよう。

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かなりジューシなケーキである。
トルコに着てからこのかた、ケーキは皆ジューシである。
蜂蜜漬け、砂糖水漬けにされたケーキが良く出る。
さすがにダイエットなどしている女性は気が引けそうだ。

トルコ人の女性は結婚すると太るそうだ。太ることが美徳とされているらしい。トルコでは食事を残すことは無礼なので、残さず食べる習慣がある。
独身の時はかろうじてダイエットを心がけて残すようにするが、結婚して家に入ると残さず食べるので、どんどん太るというわけだ。
確かに若い女の子はスリムなのに、ベールをつけているご年配方は非常にみなふくよかだ。

そんなトルコの話を聞きながらバスは、さらに内陸を目指す。
うつらうつらまどろんでいたが、目を覚ますとそこは一面の雪景色!!

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同じ国土なのに昨日とはまったく違う風景に驚きを隠せない。
いよいよこの旅一番の楽しみ、カッパドキアへと向かう。

今宵はここまで。
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2007年01月29日

イズミールからエフェソス・クシャダス

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昼食を終え、エフェソス遺跡へと向かう。
ギリシア語で「エフェソス」トルコ語では「エフェス」。
あ、以前から毎晩のように飲んでいたEFESBEERのエフェスなんだ。
兎にも角にも、イズミールの街は賑やかだ。トルコでは三番目の都市だそうだ。一位がイスタンブール、二位がアンカラとの事。軽快なガイドさんの説明が心地いい。

と‥。到着。

‥度肝を抜かれた!
なんて素晴らしい!

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日本にも遺跡は数多あるものの、ほとんどが原型を留めていない。
それは日本が古来から、湿気に強い木製文化だからなのだ。かろうじて建物の基盤でしか思いを馳せることができない。

しかし、これはどうだ。屋根などは風化しているものの柱、石畳の道、水路、噴水など日本人の俺でさえ判別できるくらいに現存している。

エフェソス遺跡は古くはヘレニズム時代(アレキサンダー大王の頃)からローマ帝国の支配する時代まで幾たびの戦乱に巻き込まれた街だという。
街は港側と陸側のそれぞれの入り口があり、旅人たちは必ず街の入り口のお風呂で身を清めてから街に入ることが慣わしだったという。

残念ながらお風呂は機能していないので、テクテク入る。
お邪魔します。
とにかく想像以上に広い!

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しばらく歩き、ヘラクレス門を通ると右に全身像があった。
首は残念ながらなかったが、医者の石像らしい。
医者なのに骨折して三角巾してるんだぁと見た目で判断した俺。

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感動しっぱなしで口を開きながら歩くと、そこには大きな図書館跡が!
何万巻もの書物が蔵書されていたという話だ。今も堂々とした佇まい。
ジーンとする。

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少し図書館から離れたところでガイドが足を止める。
指をさした床を見た‥。

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写真では少し分かりづらいが、ハートマークが書かれている。それに左足の足型‥。何だろうこれ?

これは娼婦館、日本で言う売春宿の看板らしい。
地方から来た人に露骨な看板で知らせるよりも、分かりやすい暗号のようなものでやさしく伝えているというのだ。
ハートはそういった店だというもので、左足はこの先の左ですよというものらしい。

確かにその先には娼婦館跡が。

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さらに先ほど見た図書館の地下には、向かいの娼婦館に通じる秘密の地下道があったというのだ!
たとえば、ある若者が「おかあさん図書館に言ってくる」といって出かけて、こっそり娼婦館に行ってもバレないという、アリバイ作りまで工夫されているのだ。うーん行き届いたサービスだ。

そういう店に行くときの人々のさまを思う。
今を生きる俺にも笑えるくらいの親近感を覚えた。同じ人間なんだね。



そしてついに、トルコに来るときから楽しみにしていたアレが見えてきた!!
エフェソス遺跡最大の建物、「大劇場」だ!

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なんて大きさ!!
客席の高さ!崇高さ!!
天然の照明を浴び、空に向かって観客席が延びていく。

ガイドが一回手をたたく。
すごい反響!少し声や音を立てただけで、観客席に響く。
嬉しくなって観客席を駆け上がる。一番上まで!振り返る。
ステージがあんなに小さい。
ガイドさんが声をかける。聞き取れる。すごい。

屋内劇場はいろんなものに声を吸われてしまうのでだいぶはるのだが、この劇場ははる必要はないみたいだ‥。そう思った。

こんなステージで芝居したいな。
まるで神に捧げるようなずっと上の空に向かうステージ‥。

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ガイドさんがみんなで何か歌ってというので、皆困っていた。
(ちなみに他の観光客はいなかったのでラッキーだった。遠慮はいらない。)
なんとなくなぜだか、「君が代」を歌うということになり唄う。

ハズカシさもあったが、この場所でなぜだか歌う君が代は楽しくて仕方がなかった。何でもいいから唄えてよかった‥。

美しい街エフェソスを後にし、一路ホテルのある、クシャダスへ。
バスに乗ろうとすると、おっさんが「クリクリクリ、ヤキグリ」と連呼する。イスタンブールでも道中でも良く見かけるが、焼き栗はポピュラーなお菓子のようだ。

でもなんだか「クリクリクリ」って‥。
ヒゲの生えたおっさんが無理やり、茶魔語を言わされているみたい。



それはさておき、ホテルに着くとまた感動!!
私のお部屋、オーシャンビューのお部屋じゃありませんか!!
なんてくじ運がいいんだ!ラッキー!

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さらに砂浜に下りて、はしゃぐ。大人気ない‥。
冬の海の夕焼けは美しい。
漁師さんが岸で何かをとっている。話を聞いてもトルコ語だから分からなかった。

写真をパチリ。ちょっと暗かったので画像をアレンジしたら絵画みたくなっちゃいました。

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夕飯は牛料理とトルコの地酒「ラク」で乾杯。
原液は45%の蒸留酒で水割りで飲むのが一般的。
水を注ぐと乳白色に変化する。思ったよりクセがなくうまい。
今夜は良く眠れそうだ。

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今宵はここまで!
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2007年01月27日

エーゲ海沿岸からイズミールへ

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2日目!ついにトルコの旅の楽しみな予定であったトロイへ。
ギリシアの叙事詩「イリアス」にも登場する伝説の街。
伝説を元にシュリーマンが一生を賭けて掘り当てた遺跡。

ついに足を踏み入れる!しかしほとんどが倒壊してしまって基盤や建物の一部しかのこされていない。
それもそのはずトロイ遺跡は何度にもわたり、滅びと再生を繰り返している街であり、城壁や地層はなんと九層にもなるものという。
その最古は今から5000年以上前のものだ。日本でも知られている、アキレウスも参加したアテネ・スパルタ連合軍とトロヤ軍の戦争は第6層との事。
考古学としても貴重な遺跡だが、残念なことに九層にもわたるため、古い地層を究明しようとすれば、その上の遺跡を破壊してしまうことになり、判断が難しいというのだ。
確かに古いものは貴重でやや古いものは貴重ではないというわけにもいかないなぁと唸る。

何気ない階段への一歩も何千年の歴史を飛び越えていると思うとそれだけで体に伝わるものがある。

写真はトロヤ遺跡(ガイドのら犬付)
何ポーズとっちゃってんの!?でもかっこいい!

遺跡も見終わり、バスに乗ると一息水を飲む。
トルコでは生水は飲めないため、ミネラルウォーターは貴重だ。
一般には0.5〜1トルコリラ、ホテルでは4トルコリラもする。
ほとんどが硬水で、最初はクセがあるが慣れると気にならなくなる。
そろそろおなかもすいてきた。今日はどんな昼食かな?

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イズミールの街(ここは美人が多いらしい)の食堂で昼食。店員がニコニコ迎えてくれる。
これまたビュッフェスタイルで店員がさらに盛ってくれる。美味しそうな香り。ハンバーグに似ているものがあったのでかぶりつくと中にはお米が!
ほんのりシソの香りもする。何だか和風??
他には豆料理やチーズパスタ。居酒屋に出てきそうなチーズ春巻きまで??
でもみんな美味しかった。

あまりに美味しそうだったので、先にちょこっと食べてしまい、食いかけの写真でござんす。

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プハーっとガイドさんと話をしながらタバコをふかして街をぶらり。
すると向こうから、高校生らしき少年たちが僕を見るなり笑顔で「ナカ〜タ!ナカ〜タ!」と連呼。
ここで俺もすかさず、トルコ・ガラタサライ在籍の「イナモ〜ト!イナモ〜ト!」と連呼。(なぜかこっちもカタコトに)
笑いが起きる。
意味のないやり取りだが、嬉しい一瞬。
中田さん、稲本選手すいませんでした。
写真はイズミールの町並み。

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そんなこんなで一路エフェソス遺跡へ。
ここは素晴らし過ぎたので、また明日に載せます。

今宵はここまで。

 
posted by もとや at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 幻想トルコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月26日

トルコ一日目

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トルコでのはじめての朝を向かえメゾネットへ。
言葉は片言の英語でも通じるので安心し、ビュッフェスタイルで朝食を楽しむ。もの珍しさに色々とってみたがチーズがかなりクセが強い。舌が痺れる!!見た目も壁の漆喰のようだ。なんだこれ!?

さすがにパンが主食の国だけはあって、パンはうまい!
ガイドさんの話ではトルコでは「パンがなければ、腹はみたされない」という言葉もあるくらい、トルコ人はパンが好きらしい。
時差ボケも思ったよりなく、すっきり食後のコーヒーを飲む。(これがトルココーヒーかぁと思っていたが、後ほどただのコーヒーだったと気づく)

ホテルを出発し、一路ブルーモスク、アヤソフィアが立ち並ぶ「スルタン・メフメット広場」へ。

まずは、アヤソフィア。
とにかくすごい、圧倒的な佇まい!!
朝日に当たって一層美しさが引き立っている。
ローマ・ビザンツ帝国時代から様々な歴史を経て、異教徒の支配を受けてもなお、「聖なる知恵」と称されるこの聖堂は、現在内部を修復中との事。
古代ヨーロッパとイスラムの文化が入り乱れるイスタンブールの象徴的な建物だ。モザイクと呼ばれる、色ガラスを用いた色褪せない高度な描写技術を見てみたかった。光の角度で描かれているキリストの顔の表情の温かみまでもが変わるという。

ほぼ真向かいにはブルーモスク。昨日にも写真で紹介しましたが、六つのミナレット(尖塔)を持つイスタンブール屈指のモスク。
ミナレットの数は、モスクの地位の示すという。もともと六つのミナレットを持つのはイスラムの聖地メッカのモスクだけ。
ということで様々な抗議が当時あったという。しかし時のスルタン(オスマントルコ皇帝)はメッカにひとつミナレットを送ったというのだからすんごい権威だったのだろう。
また、一説によるとミナレット建設を委任された人がスルタンからの言葉を「六つ(アルトゥ)で作れ」と「黄金(アルトゥン)で作れ」を聞き間違えたのではないかとも言われているらしい。
いつの世も人は人、結果オーライ(笑)

上の写真の蛇口の列は、ブルーモスクへ礼拝に訪れる人たちが身を清めるためのもの。残念ながら身を清める人は少ないが、一緒にノラ猫ちゃんが身を清める。(一番目の写真)

いざ中へ!!
‥なんと広くて天井のバカ高いこと!
無数の鎖からランプが吊るされており、ランプからなんともいえないやさしい光が内部を照らす。朝日と交錯して聖なる空間を作り出している。
中央の大きい鎖には一番大きい燭台が吊るされている。
ガイドの案内で目を凝らすと途中にはダチョウの卵が!
ダチョウの卵から出る成分によってくもの巣ができないようにするための工夫なのだという。うーム考えられている!と唸る。(二番目の写真)

続いては少し旧市街を進み、オスマントルコの宮殿、「トプカプ宮殿」へ。
中は博物館のようになっており、展示物の中には宮殿の栄華を物語る豪華な装飾品の数々や武器、防具(中には日本から送られた戦国時代末期の鎧もあった)残念ながら写真撮影NGばかりで残念。(三番目の写真はトプカプ宮殿「帝王の門」)

バスに乗ろうとその帰り、とことこと歩いているとトルコの小学生たちが大勢で遠足をしているらしく賑わいに包まれていた。日本語で「こんにちは!」と皆が屈託のない笑顔で僕らを迎えてくれた。気分よく手を振っていると何人かの子供たちが近づいてきて、なんと抱きつこうとするではなか!!

スリではと思ってしまい、ひらりとかわして身構える。
子供は戸惑っている様子。ビビリな俺。
また他の女の子が携帯を出して、一緒に写真をとって欲しいとせがんできた。
一緒に同行していたイスタンブール在住のフリーライターで写真家の梅さんに聞いてみると「大丈夫ですよ」の一言。
一緒に写真を撮ると無邪気に喜ぶ。本当に無邪気だ。日本の田舎の子供に似ている。
それに東洋人とは違い、すでに美人さんといってもいいくらい完成された彫の深い顔をみんなしている。子供なのに‥うらやましいなぁ。

そんなキュートでビューティフルな女の子と握手して、他の子にも手を振りながら去る。何だかヨン様来日みたい。それともデカイ日本人が珍しいのかな?トルコでも子供に人気で嬉しくなった。俺も子供は好きだ。


バスに乗り込み、今度は一路トロイへ。バスごとフェリーに載ってエーゲ海沿岸へ渡る。フェリーで入ったトイレはなんと手動トイレ!(バケツで水を汲み自分で流す仕組み!)THE・カルチャーショックである。

一番下の写真は一緒に乗り合わせていたアフリカ系の親子。
夕日をバックに一枚撮らせてもらった。

その晩はチャナッカレ(鍋の城という意味らしい)の街で一泊した。
まだまだ先は長い。と思いながら夕飯はトルコのメジャービール「EFESBEER」で乾杯!

今宵はここまで!
posted by もとや at 23:35| Comment(3) | TrackBack(0) | 幻想トルコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月25日

トルコからただいま!

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行ってきましたトルコ!
とにかく飛行機での移動が13時間!!
ヘトヘトになりながらも時計を7時間戻す。
何百キロのスピードで飛行機も必死に西に向かう太陽を追いかけたが結局追いつけなかったよう。

そしてついに到着!!
イスタンブール・アタテュルク空港をでるとそこは夜霧‥。
当たり一面のオレンジ色の街灯がよく映える。
湿気を帯びた冬の風が手の甲や顔に当たる。
日本とは違う炭の煙や、排気ガスの臭い。
よその家にお邪魔したときのよう。
そこらじゅうにトルコの言葉が勢いよく飛び交う。

空港から出てくる客を待つ、ヒゲ面のタクシーおじさんたちが愛想良く笑顔で何か言っている。「メルハバ!」トルコ語の「こんにちは」だ。
これなら何とか覚えられそう。

一緒にツアーに参加した人たちと、一路ホテルへ。
ホテルに入るとお香か分からないが、いい甘い香りがする。
やっと部屋に入り、ポーターへチップを手渡してからテレビスイッチON(いつものクセ)。っと‥。
どのチャンネルを回しても何を言っているのか分からない。
明日からの期待と不安を思いながら、お経のように聞こえてくるトルコのTVの音声を聞きながら、就寝するのであった。

今宵はここまでにしとうござります。

写真ヨーロッパアジアを分けるボスフォラス海峡から撮ったトルコ国旗
6つのミナレット(尖塔)を持つ、イスタンブール最大のモスク「ブルーモスク」
posted by もとや at 23:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 幻想トルコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする